サワガニが動くのはいつか──夜行性と一日のリズム

サワガニは夜に活動するとされます。


昼は隠れている

・石の下
・岸の穴
・落ち葉の下
・流木や植木鉢の陰(飼育下)

昼間に見かけないのは、隠れているからです。

水槽で「隠れて出てこない」のは、正常な状態です。

→ サワガニが動かない


なぜ夜なのか

説明として挙げられるもの:

① 天敵に見つかりにくい
   → 鳥・[イタチなどの哺乳類](/tenteki/)は昼に活動するものが多い

② 乾きにくい
   → 夜は湿度が高い
   → [エラが濡れていることが呼吸の条件](/kokyuu/)

③ 水温が下がる
   → 夏は日中の水温が高い

②と③は、サワガニの体の作りから来ています。


飼育で分かること

夜、部屋を暗くしてしばらく経つと動き出します。

・餌を食べる
・歩き回る
・脱走を試みる ← 夜に多い

朝になって「いない」というのは、 たいてい夜のうちに出ています。

→ サワガニが脱走する


餌を与える時間

夕方から夜がおすすめです。

・昼に入れると、食べる前に傷むことがある
・夜のうちに食べる
・翌朝、残りを取り除く

→ 餌の量と頻度

「食べていない」と思っていたら、 夜のうちに食べていた、ということがあります。

→ 餌を食べないとき


観察したいなら

自由研究にも使えるところです。

・赤い光を使う(白い光より驚かせにくいとされる)
・離れて見る。近づかない
・短時間にする
・音を立てない

水槽を叩かないでください。

振動はサワガニにとって、大きな刺激になります。

→ サワガニの自由研究


明るさとの付き合い方

✕ 強いライトを常時当てる
✕ 直射日光の当たる窓辺に置く
  → 水温が上がる(→ [夏越し](/natsu-fuyu/))
◎ 明るすぎない場所
◎ 隠れ家を必ず入れる

隠れ家があれば、自分で調整します。

明るさを気にするより、隠れ家を用意するほうが確実です。

→ 底床と隠れ家


「寝る」のか

人のような睡眠とは違います。

・じっとしている時間がある
・目を倒していることがある(→ [体を細かく見る](/karada/))
・完全に動きを止めているわけではない

「休んでいる」と言うほうが近いでしょう。


昼に動き回っているとき

逆に、こちらを気にしたほうがよいところです。

・水温が高すぎる(水から逃げようとしている)
・水質が悪い
・隠れ家が無い、または足りない
・[脱走](/dassou/)しようとしている

「昼にずっと歩き回っている」は、 落ち着ける場所が無いサインであることがあります。

→ 弱っているサイン


まとめ

  • **夜に活動する。**昼に隠れているのは正常
  • 理由は天敵・乾きにくさ・水温
  • **夜、部屋を暗くすると動き出す。**脱走も夜に多い
  • 餌は夕方から夜に与え、翌朝に残りを取り除く
  • 観察は赤い光・離れて・短時間・音を立てない
  • 水槽を叩かない
  • 明るさより隠れ家を用意するほうが確実
  • **昼にずっと歩き回っているほうを気にする。**水温・水質・隠れ家を疑う

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