サワガニのオスとメスの見分け方
サワガニのオスメスは、腹の形で分かります。
これはカニ全般に共通する見分け方です。
決め手は腹の「ふんどし」
オス … 細い。三角形・棒状に近い
メス … 広い。丸みのある形
メスの腹が広いのは、卵を抱えるためです。
カニの腹は、エビの尾にあたる部分が 折りたたまれて甲羅の下に貼りついたものです。
見るときの注意
□ 短時間で済ませる
□ 水の上で見る(落としても衝撃が少ない)
□ 甲羅の左右を上からつまむ
→ 脚をつままない(→ [脚が取れた](/ashi/))
□ [脱皮](/dappi/)の前後は見ない
□ 抱卵中のメスの腹をめくらない
→ 卵を落とす
最後の2つは必ず守ってください。
ひっくり返さずに見分ける
こちらのほうがおすすめです。
① ハサミの大きさ
→ オスのほうが大きくなりやすい
→ 左右の差も出やすい
② 体つき
→ オスのほうが甲羅の幅に対して、ハサミが目立つ
③ 卵を抱えているか
→ 抱えていれば、確実にメス
→ 横から見ると、腹が膨らんでいることがある
④ 行動
→ [繁殖期](/hanshoku/)にオスがメスを抱えることがある
①③で、たいてい見当がつきます。
確実性は落ちますが、負担をかけずに済みます。
小さい個体は分かりにくい
・若い個体は差が出にくい
・ハサミの差も小さい
・腹の形も似ている
成長すると、はっきりしてきます。
分かったあとに関わること
オスとメスを一緒にすると
繁殖する可能性があります。
・[子ガニは育てるのが難しい](/tamago/)
・増えても川に放せない
・1匹のつもりが何十匹になる
このサイトは繁殖をおすすめしません。
同性同士なら安全か
そうとも限りません。
・[共食い](/tomogui/)は性別に関係なく起きる
・[脱皮](/dappi/)直後が危ない
・隠れ家の数が効く
1匹で飼うなら関係ない
・群れる生き物ではない
・1匹なら共食いも繁殖も起きない
このサイトは1〜2匹をおすすめします。
性別を確かめるために何度もひっくり返すことのほうが、 サワガニには負担になります。
自由研究に使うなら
・ひっくり返す回数を最小にする
・水の上で、短時間で
・写真を撮って、あとで比べる
・抱卵中は見ない
「何匹中、オスが何匹だったか」を記録するより、 1匹をよく観察するほうが、負担が少なくて内容も濃くなります。
→ サワガニの自由研究
まとめ
- **決め手は腹の「ふんどし」の形。**オスは細く、メスは広い
- メスの腹が広いのは卵を抱えるため
- 見るときは短時間・水の上・甲羅の左右をつまむ
- 脱皮の前後は見ない。抱卵中の腹はめくらない
- ひっくり返さずに見分けるほうがよい
- 手がかりはハサミの大きさ・卵を抱えているか
- 若い個体は分かりにくい
- 1匹で飼うなら、性別を確かめる必要がない