サワガニが取れる時期と時間帯
春から秋まで。夏がいちばん見つけやすい季節です。
ただし夏は、時間帯を選んでください。
月ごとの目安
| 時期 | 状態 | 探しやすさ |
|---|---|---|
| 冬(12〜2月) | 石の下・土の中でじっとしている | 難しい |
| 春(3〜5月) | 活動が戻る。脱皮が増える | ○ |
| 初夏(6月) | 繁殖期に入る | ◎ |
| 夏(7〜8月) | 活発。ただし水温に注意 | ◎ |
| 秋(9〜11月) | 子ガニが見られる。徐々に減る | ○ |
地域と標高で前後します。
時間帯
サワガニは夜行性です。
早朝 … ◎ 涼しい。活動の名残がある
日中 … △ 石の下に隠れている。夏は水温が高い
夕方 … ◎ 動き出す
夜 … ◎ 見つけやすい。ただし危険が増す
夏は早朝か夕方を選んでください。
日中の沢は、思っているより暑いものです。
夜の沢には行かないでください。
・足元が見えない
・増水に気づけない
・ヘビが活動する時間帯でもある
雨のあとは行かない
ここがいちばん大事です。
① 上流で降った雨で、急に増水することがある
② 自分がいる場所は晴れていても起こる
③ 濁って底が見えない
④ 濡れた石は滑る
「雨が上がったから行こう」が、いちばん危ない判断です。
✕ 雨の日・雨の予報の日
✕ 雨が上がった直後
✕ 上流に雨雲がある日
◎ 晴れが数日続いたあと
行く前に、上流側の天気を確認してください。
抱卵しているメスがいる時期
初夏から夏にかけてです。
・腹に卵を抱えている
・そっと戻す
理由:
・飼育下で子ガニを育てるのは難しい
・1匹のつもりが何十匹になる
・増えても川に放せない
冬に見つけたら
・動かない。死んでいるように見える
・[水温が下がっているだけ](/toumin/)
そのまま戻してください。
冬に持ち帰るのはおすすめしません。
・暖かい部屋に持ち込むと、体温(体の状態)が急に変わる
・冬眠の途中で起こすことになる
数のこと
たくさん捕らないでください。
・小さな沢の集団は数が限られる
・持ち帰るのは【飼いきれる数】だけ
・見て、写真を撮って、戻すという選択がある
このサイトは採集を煽りません。
「捕まえに行こう」ではなく、 「持ち帰るなら最後まで飼う」という立場で書いています。
飼い始める時期を選ぶ
これは意外と重要です。
春に持ち帰る … ◎ 夏までに環境を整えられる
夏に持ち帰る … △ いきなり最難関の季節に入る
秋に持ち帰る … ○ 涼しい。冬の方針を決めておく
冬に持ち帰る … ✕ 勧めない
夏休みに捕まえて、そのまま夏を越せずに死なせてしまう。
これがいちばん多い形です。
夏に持ち帰るなら、 【水温を上げない置き場所】を先に決めてから行ってください。
まとめ
- **春から秋。**夏がいちばん見つけやすい
- 時間帯は早朝か夕方。日中の沢は暑く、夜は危ない
- **雨のあとは行かない。**上流の雨で急に増水する
- 自分の場所が晴れていても起こる
- 抱卵しているメスは戻す
- 冬に持ち帰るのは勧めない
- **持ち帰るのは飼いきれる数だけ。**見て戻すという選択がある
- 夏に持ち帰るなら、置き場所を先に決めてから行く