家の中でサワガニを見つけたら

サワガニが家に入ってくることがあります。まず、乾かないうちに保護してください。


どちらのケースか

A 飼っていた個体が[脱走](/dassou/)した
B 外から入ってきた

Bは、川や用水路が近い家では実際に起こります。

・玄関・勝手口
・風呂場・洗面所の排水口周り
・庭から続く隙間
・雨の日・大雨のあとに多いとされる

保護のしかた

① 濡らした容器を用意する
   → 水を少しと、濡らしたキッチンペーパー
② 甲羅の左右を上からつまむ
   → 脚をつままない(→ [脚が取れた](/ashi/))
③ 入れて、蓋をする(空気穴)
④ 涼しい場所に置く

乾いているように見えても、すぐ死ぬとは限りません。

エラが湿っていれば呼吸できます。

まず水と湿り気を与えてください。


どのくらい耐えられるか

・湿った場所なら、しばらく生きられる
・乾いた床・エアコンの風・日の当たる場所では急速に弱る

見つけたら、早く動かしてください。


飼っていた個体だった場合

戻す前に、逃げた経路を塞ぎます。

塞がないと、また逃げます。

□ 蓋はあるか。隙間は無いか
□ フィルター・ヒーターのコードが足場になっていないか
□ エアチューブを伝っていないか
□ 水位が高すぎないか
□ 水槽の縁までの距離は十分か

→ サワガニが脱走する

脱走の原因は、たいてい「登れる足場」です。


逃げた個体を探す場所

湿っていて、暗くて、狭いところにいます。

□ 水槽の下・裏
□ 家具の下、冷蔵庫の下
□ 洗面所・風呂場・キッチンのシンク下
□ 観葉植物の鉢の中・鉢の下
□ カーテンの裾
□ 段ボールの中

探すなら夜です。

部屋を暗くして静かにしていると、動き出すことがあります (→ 夜行性)。

水を張った浅い容器を床に置いておくと、 そこへ来ることがあります。


外から入ってきた場合

逃がす場所を考えてください。

◎ 家のすぐ近くの、元いたと思われる水辺
◎ 石があって、水が涸れないところ
✕ 遠くの川に持って行く
✕ 飼っている個体と同じ水槽に入れる

遠くの川に放さないでください。

サワガニは川ごとに集団が分かれています。

近所から来たものは、近所へ戻します。

飼っている個体と混ぜないでください(病気・共食い)。


入ってこないようにする

□ 網戸・戸の隙間
□ 排水口の目皿
□ 勝手口の下の隙間
□ 庭の水気(水たまり・ホースの水)

完全には防げないことが多いものです。

川や用水路のそばに住んでいるなら、 たまに入ってくるものと考えておくほうが気が楽です。


飼うと決めるなら

持ち帰る前に決めることと同じ確認が要ります。

□ 夏に水温が上がらない置き場所
□ 何年も生きる(→ [寿命](/jumyou/))
□ 陸地と隠れ家

「入ってきたから飼う」も、同じ責任を負うことになります。


家の中で追いかけることになったら


まとめ

  • まず乾かないうちに保護する
  • **濡らした容器+水少し。**甲羅の左右を上からつまむ
  • **エラが湿っていれば呼吸できる。**すぐ死ぬとは限らない
  • 飼っていた個体なら戻す前に逃げた経路を塞ぐ
  • 脱走の原因はたいてい登れる足場(コード・チューブ)
  • 探すのは湿って暗くて狭い場所。夜に、部屋を暗くして
  • 外から来たものは**近所へ戻す。**遠くの川に放さない
  • 飼っている個体と混ぜない

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