サワガニとエビは一緒に飼えるか
サワガニとヌマエビの混泳は、おすすめしません。
メダカよりも難しい組み合わせです。
なぜメダカより難しいのか
メダカ … 泳いで逃げる。上の層にいる
エビ … 底を歩く。サワガニと同じ層にいる
出会う回数が違います。
エビは石の下・隅・底床の上にいます。
そこは、サワガニがいるのと同じ場所です。
ミナミヌマエビ
・小さい
・確実に食べられる大きさ
・底を歩く
狙われます。
ヤマトヌマエビ
・ミナミより大きい
・それでも[脱皮](/dappi/)のときが危ない
・動きは速い
大きいぶん、すぐには食べられないこともあります。
ただし、エビも脱皮します。
エビの脱皮直後 … 無防備
サワガニの脱皮直後 … エビにつつかれることがある
どちらの脱皮も、危険な時間です。
環境も合わない
サワガニ … 浅い水+[陸地](/rikuchi/)
エビ … 水中で完結する。酸素が要る
エビは水質と酸素に敏感です。
サワガニに合わせた浅い水は水質が変わりやすく、 エビには不利になります。
→ 水槽の作り方
水温
サワガニ … 高い水温に弱い
ヌマエビ … 同じく高い水温に弱い
ここだけは合います。
どちらも夏が難関です。
→ 夏越しと冬越し
「掃除役」として入れない
よくある発想ですが、おすすめしません。
・掃除役として入れた生き物も、生き物になる
・サワガニ自身が[落ち葉や死骸を食べる](/esa/)
・食べ残しを毎日取るほうが確実
「餌として与える」のは
このサイトではおすすめしません。
・生き物を餌として消費する形になる
・市販の[ザリガニの餌](/esa/)で足りる
それでも試すなら
□ 食べられても構わない、とは考えない
□ 隠れ家をエビの分だけ別に用意する
→ サワガニが入れない狭さの隙間
□ 水草を茂らせる
□ 餌を切らさない
□ 分けられる別の容器を用意しておく
□ 両方の脱皮のタイミングを見る
2つ目は現実的な工夫です。
サワガニの体が入らない細い隙間なら、 エビは逃げ込めます。
ただし、完全ではありません。
野外で捕まえたエビを入れない
✕ 川で捕まえたエビを、そのまま入れる
理由:
・病気・寄生生物を持ち込む
・[川ごとに集団が分かれている](/bunpu/)
・飼えなくなったとき、放せない
代わりにできること
◎ サワガニは単独で飼う
◎ エビは別の容器で飼う
◎ 水槽を2つに分ける
どちらも水温対策が必要な生き物です。
2つの容器を、同じ涼しい場所に置く形が現実的です。
まとめ
- 勧めない。メダカより難しい
- 理由はエビが底を歩くから。サワガニと同じ層にいる
- ミナミヌマエビは確実に食べられる大きさ
- ヤマトヌマエビでも脱皮のときが危ない
- どちらの脱皮も危険な時間になる
- 環境も合わない。エビは水質と酸素に敏感
- 水温に弱いところだけは共通
- **掃除役として入れない。**食べ残しを毎日取るほうが確実